物欲フォトグラファー

買っても買っても、新しいカメラが気になってしょうがない 日々の苦悩を綴る、節約志向のカメラ系雑談ブログです。

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仕事撮影のカメラにダブルスロットが必要な理由

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お疲れ様です。

あんずさん📷 (@aNzUc) | Twitterです。

 

上位機種やプロ機とされる機種は基本的に記録媒体のカードが2枚入る「ダブルスロット」が搭載されています。

 

デジタル一眼レフでいうとハイラインのEOS 5D Mark IVはダブルスロットに対し、ミドルラインの6D Mark IIはシングルスロットになっています。

 

業務用ビデオカメラなども基本的にはダブルスロットですね。

 

言うまでもなく、画質面などでシングルスロットのカメラで仕事撮影ができないことはありません。しかし、仕事撮影の機材選択においてダブルスロットは必要であるとされる理由を実例を挙げて考えてみたいと思います。

 

 

 

 

◼︎データ消失のリスクを減らすため

仕事撮影において、最も重要なことは「確実に写真を撮影し、確実に写真データを納品すること」です。

 

“確実に写真を撮影する”ため、カメラは複数台持ち込み、万が一故障や破損したときも撮影が続けられるようにします。

そして、“確実に写真データを納品するため”ダブルスロットでバックアップを取りながら撮影します。

 

仕事撮影において、カメラが壊れて重要な撮影のタイミングを逃したり、カードエラーで重要な撮影データが壊れたりすることは最も恐ることです。

 

カメラの複数台持ちやダブルスロットのカメラを使うことでリスクを減らすことができるなら

使わない手はありませんね。

 

当方もかつて、撮影後にパソコンで撮影データを確認しようとした際、カード自体が壊れていて認識しなくなっていたり、パソコンにコピーする前にカードをフォーマットしてしまったりして、ダブルスロットで助かった!という経験があります。。

 

仕事撮影では写真データが全てなので、データ破損などの事故は信用を失うだけでなく、報酬減額や賠償請求の対象になりかねません。

 

 

◼︎撮影終了後、即メモリーカードごと納品するケース

 

撮影前にメモリーカードを渡されるような撮影で多いのですが、撮影終了後カードを抜いてクライアントにそのまま渡して納品する、といった形もあります。

映像現場でもこのようなケースはありますね。

 

このような場合、シングルスロットのカメラですと手元に撮影データの記録が残りません。これは最初の項目にも重複するのですが、こちらに不備はなくともバックアップを取っておくことにこしたことはありません。

 

また、提携先によっては「ダブルスロットの一枚のカードをそのまま送付、もう一枚のカードはバックアップを取ってからフォーマット」という指定をしてくるところもありました。

曰く、メモリーカードをPCに一度挿してしまうと編集に出した際に不具合が出るそうです(?)

 

◼︎まとめ

仕事撮影において機材でもメモリーカードでもバックアップは重要な項目です。また、機材選択は使いやすさというところもポイントですが、ダブルスロット搭載の機種、つまり信頼性の高い機材、メーカーをチョイスするのが必然になってきます。すると本当に"使える"機材は意外と少ないのかもしれませんね。