お疲れ様です。
先日クルマを入手しました。
3代目のNC型。もちろん中古です。
偶然にもカタログカラー。
フェアレディZぶりの増車となります。
正直、契約の前日まで買おうという気持ちはなかったのですが、
LINEで問い合わせして、店舗で現車確認、
その後試乗して気づいたら契約していました。
こればかりは縁というか運というかそんなものかもしれませんね〜。
このご時世で車需要が高まっており、
特に趣味性の高いモデルは人気になってる、
という話も以前から聞いていたので
その辺りの後押しもあった気がします。
契約から3,4週間。納車です。
大安、とかは気にしないので最短日で選びました。
平日だったので家まで陸送してもらい、
現車と車検証自賠責の確認程度ですぐ終わりました。
ただ、
鍵が一つのみ、と記載されていたのに
スペアキーがちゃんと車検証ケースに入ってたり、
店舗で現車確認の時とは全く違って、
砂埃ですごく汚かったのは少〜し気になりました…。
中はきれいにしてもらってたので余計に。
NAとNCロードスターを比べて
数年前、ロードスターに乗る機会がありました。
ユーノスロードスター。
初代、NAです。
正直、速い車ではないですが、
街中流すにはじゅうぶんで、
むしろ速すぎないのが乗りやすい一台でした。
なによりこのデザインがいいですね。
ネオクラシックの領域というか。
リアから。
深いグリーンとタンカラーの幌が合いますね。
ニューヨーク MoMA 近代美術館に
このユーノスロードスターのテールランプが
永久に展示されているのは有名な話です。
https://www.moma.org/collection/works/91740
また近い頃に
3代目NCロードスターにも乗る機会があり、、
ボディカラーも同じで、グレードはVS。
ただこちらは幌タイプでMT、
黒基調で内装カラーも異なります。
NA、ユーノスロードスターと比べると
車体、エンジンのサイズも大きくなり、
当時、自動車評論家からも
ネガティブな意見が多かったそうです。
ただ大きくなった分、
乗り味もより「乗用車」らしいものになりました。
この大きく「なってしまった」理由は、
当時のマツダが米フォードの影響下あり、
RX-8とプラットフォームを共有して
開発する必要があったため。
「グラム作戦」と呼ばれる、
ナット一つの重さに拘る開発により
ライトウェイトスポーツを継承、
経営不振の中、マツダ ロードスターとしては初めてカーオブザイヤーを受賞しました。
他にもシビックタイプR、BMW3シリーズなど
試しましたのもこの時期です。
ー数年後、
その頃の感覚はなんとなく残っていて、
「ご時世」も落ち着いてきたので
スポーツ系をレンタカーもいいなと思って探していたのですが、
時間、料金、場所と理想的なものがあまりない。
最高週一で6時間レンタルすると考えたときの
料金をみると、
所有した方が安いまであるなと気がついてしまったのです(?)
ロードスターに決めた理由
なんかクルマを探してみようと思った時、
ちょっと振り切った一台がいいなと漠然としたものがあり、
その中でスポーツ系となるとある程度絞り込まれます。
さらに、
予算的に現実的であること、
プレミア価格になっていないこと、
維持しやすい国産車であること、 などなど
絞り込んだ結果、
両者とも日本を代表するオープンスポーツで、
根強いファンも多くいるモデルです。
自宅の駐車スペースを考えた時、
コペン(初代)が最適でしたが、
いま機材車としても所有しているN-BOXが
軽自動車で高速道路合流など
なかなか辛い場面もあり、
今回は車庫借りてでも
ある程度パワーとバランスのと良い
普通車が良いかなあという結論に至りました。
パワーはかなりのもので、スピードも出るクルマでしたが、
正直乗りこなすのは難しく、
パワーのおいしい領域を
一般道で楽しめる機会も少なかった、というのが正直な感想です。
雨の日なんかは飛ばしてなくても道路のつなぎ目で
滑ってしまいました。
NA、NB、NC、NDのどれか
さてロードスターは2021年現在でNA〜NDまでの4代リリースされており、
それぞれ形式名からNAを初代としてアルファベット順で進んでいってます。
次の型はNEともいわれていますが果たして。
デザインからみるとやはりオリジナルである初代NAがかなり魅力的でした。
しかし約30年近く前のモデルであり、
ほぼ改造された個体か、プレミア価格になってる個体の二極化になっており、
なかなかカジュアルに所有するには現実的ではないのかなあと。
NBも同じく経年と個体の問題がネックになってしまい、
またフロントのデザインも初代の方が好みだったため、
あえて選ぶモデルではないのかなあと思ってしまいました。
(とかいいつつ、メール履歴みたらカーセンサーで数回見積もり出してたようです)
一つとばして、ND。
現行車種であり、実用面でも
完成度ももちろん高い。
そして値段も高い(?)
低いボンネットなど
全体としてのデザインは美しく、
街中でも目を惹く自分がいたりしますが、
フロント、リアともに鋭い印象になってしまい
歴代ロードスターとはまた違う雰囲気になっており、
NAの雰囲気が好きな自分にとってはちょっも違うかなと思ってしまいました。
https://car.motor-fan.jp/article/photo/10012391/20191114122851000000/
エンジンも先代の2Lから1.5Lにコンパクト化。
ターボはなし。
ハードループタイプはそのまま2Lを採用しているのですが、
このエンジン差別化はなんのため?
さて本命NC型。
発売当時のことは学生だったこともあり全く記憶にないのですが、
どうやら不人気車と言われているNC。
モータージャーナリストやレーサーからの影響でしょうか?
とはいえ乗ってみると、パワーに余裕のある2Lエンジンと
比較的軽い車体により軽快な走りは健在。
よく言われる人馬一体、という言葉、、
つまり「意のままに操れる」みたいなニュアンスで捉えてたのですが、
走行中ハンドルを切るとフロントがグッと入っていく感覚は素人でも感じることができました。
「馬」という意味ではヒョコヒョコ跳ねる感じのする初代がイメージがピッタリだと思いますが(?)
そんなNCですが、
不人気レッテルということで価格も割と安め。
販売期間も2005年〜2015年と長く、
特に前期は100万切る個体もちらほら。
(といっても一時期よりは相場値上がりしてる印象はありますね。)
NC型は長い販売期間のため、マイナーチェンジで主にフロントフェイスの変更が行われました。
それぞれ前期、中期、後期でNC1,2,3とナンバリングされているようです。
個人的に初代のNA感がドンピシャでした。
NC3とNDを比べると
ガラッと変わったというよりは
より現代的にデザイン継承させた感がありますね。
ただ、こうじっくりみてみると
フロントのシャープなデザインはカッコよいな。
ということでNC1でおおよそ決まりまして、
探していたところ、RHTという電動ハードトップタイプがあることを知りました。
NDには存在しているのは知っていたのですが、
NCにもあるのは知らなかったんです。
RHTは幌に比べて重くなる、
という意見もありますが、
レーサーではないのでシンプルに利便性と
維持のしやすさでRHTを選びました。
停めてあるホンダビートとかみると
大体幌の上にカバーかけてありますから
色々と察してしまいます。
とはいえ屋根付き以外は車体カバー必須な気もしますし、
まあこのあたりも含めてこれから色々検討していこうと思いました。
今回は以上です。