お疲れ様です。
あんず(@anzuc)です。
今回はフィルムカメラで撮影したカラーネガを、
デジタル一眼レフカメラで「スキャン」する「デジタルデュープ」を試してみました。
スキャナーは時間がかかるんですよね。
でもデジタルデュープの方は敷居高いというか、
めんどくさいイメージがあったのですが
やってみたらかんたんでした。
◼️デジタルデュープに必要な機材
それにあたり、新しく用意したのはこちらの3つ。

SHOOT 接写リング for キャノン 一眼レフカメラCanon EF EF-Sレンズ用オートフォーカスエクステンションチューブ
- 出版社/メーカー: SHOOT
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FUJICOLOR スライドファイル マウント 35mm用 プラスチックマウント 35mm 14740
- 出版社/メーカー: フジカラー
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これらとお手持ちのデジタル一眼カメラで
デジタルデュープが簡単にできます。
※ES-1がフィルター52mm径なので、手持ちのレンズによっては別途ステップダウンリング等必要です。

XCSOURCE 8個 ステップアップ リング 8個 ステップダウン リング フィルターアダプター 49-82mm 82-49mm DC147
- 出版社/メーカー: XCSOURCE
- メディア: エレクトロニクス
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ちなみに今回使用したのはCanon EF-S 18-135mm f3.5-5.6 IS STM。

Canon 標準ズームレンズ EF-S18-135mm F3.5-5.6 IS STM APS-C対応
- 出版社/メーカー: キヤノン
- 発売日: 2012/06/22
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本来はマクロレンズが良いのですが、
そもそもマクロレンズを持っていなかったため
通常のズームレンズとエクステンションチューブを使用しました。
◼️スライドファイルはES-1にそのまま使うことはできません
「スライドファイルそのままではフィルムに傷がつくため加工が必要」、
「余白が出ないために自作で代用した」的な記事を多く見かけますが、
スライドファイルを二つ使用して表面を合わせるようにすることで
ES-1の金属板によってフィルムが傷つくのを防ぐことができます。
また、程よい厚みが出るので固定にも役立ちますね。
もしかしたらもっと良い方法があるかもですが、
現状こんな感じでやっています。
ES-1をレンズに装着してみました。
135mm付近でもピントが合いましたが、
若干トリミングされてしまったので
途中から90mm付近を使うようにしました。
▪️透過させる光源と撮り方
絞りはAPS-CなのでF6.3くらい、ISO100で絞り優先にしました。
レンズに"被写体"がついているのでブレません。
露出計で0になるくらいに露出補正をしています。
この時露出が極端にあっていないと、
反転した時に階調がない、黒っぽい仕上がりになってしまいます。
光源へストロボでも良いのですが、簡単に天井にあるLEDシーリングライトを使用しました。
お手軽デジタルデュープということで、
椅子に座ったまま天井を撮影すればそのまま撮れてしまう、
という時短なライフハックスタイルです(?)
◼️一応作例
今回の方法でデジタルデュープした時の作例です。
手元にあったAPS-Cでやったものですが、
まあ見る分には充分ではないでしょうか。
ちなみに、写真は渋谷ハロウィンでスナップしたときの一部です。
コスプレの方には声かけて撮影させていただきました。
ありがとうございました🙇♂️
次回は「デジタルデュープで撮影した写真をどのように仕上げるか」についてです。
ご覧いただきありがとうございました。