お疲れ様です。
2018年も今日を入れてあと2日となりました。
次回更新は来年になると思います。
引き続きご贔屓賜りますようよろしくお願い申し上げます。
◾️フルサイズミラーレスで盛り上がった2018年
2018年は、「フルサイズミラーレス新元年」、「フルサイズ三国時代」的な感じで大いに盛り上がった一年でしたね。
噂のCanonとNikonのフルサイズミラーレスがリリースされたり、Panasonicとシグマ、ライカがLマウントで協業、そしてLマウントフルサイズ機発表などなど。
そんな中で私はとりあえず「EOS R」をチョイスしてみたのですが、結果としてかなり満足していますし、ほぼ全ての撮影をミラーレスに置き換えています。ファインダーも覗くことがほぼなくなりました。
動画性能も申し分なく、
一眼レフ機時代ではあまり使用する機会がなかったデュアルピクセルCMOS AFなど、「こんなに便利なものがあったんだなあ」と改めて感じてしまいました。
◾️ボディ内手ぶれ補正と電子手ぶれ補正
さて本題ですが、
NikonのZシリーズやソニーα7II以降などはボディ内手ぶれ補正搭載ですが、
Canon EOS Rはボディ内手ぶれ補正は搭載されていません。
(動画時のみ電子手ぶれ補正が有効)
ボディ内手ぶれ補正はオールドレンズなど手ぶれ補正機能がないレンズで撮影するときなどかなり有効ですが、
動画時においては正直まあどちらでもいいかな、というのが個人の感想です。
(Goproのhyper smoothも電子手ぶれ補正ですしね)
◾️EOS R+RF24-105mm F4L IS USM 作例
ということで、Canon EOS Rの手ぶれ補正はどの程度なのか、クロップはどの程度されるのか、につきまして動画を作りましたのでご覧ください。
レンズはRF24-105mm F4L IS USM。
作例では、レンズ側の手ぶれ補正のオンオフ、電子手ぶれ補正のオンオフで「歩き撮り」のシチュエーションで撮影しています。
撮影時は夕方ですので光量が少ない時間帯だけあり、撮影には厳しいコンディションですが、まずまずではないでしょうか。
電子手ぶれ補正時はファーム前のGoPro HERO7同様に画面周辺部にプルプルブレっぽいものがみえますが、
これはファームで改善されるのか期待したいですね。
静止画時は初代、先代よりも画質は向上していましたが、動画での逆光や手ぶれ補正はいかがでしょうか。
手持ちでレールっぽいことも試しましたが動きや手ぶれ補正も思ったよりも自然で、実用レベルだと感じました。
◾️電子手ぶれ補正と4K時の画角の変化
次に手ぶれ補正時と4K時の画角の変化についてです。
Canonの4Kは約1.7倍にクロップと、広角を撮影する場合にはかなり厳しいですが、約1.6倍クロップセンサーのEF-Sレンズを使用することで約1.75倍(17.5mm相当)の画角で撮影が可能ということです。
ただ、EF-Sレンズを使用すると自動クロップされるのでFHD59.94Pなど使用できない記録形式があるようです。
対策としてはサードパーティーのAPS-C広角レンズを使うということでしょう。
作例に戻りまして。
共に24mm側での撮影ですが、電子手ぶれ補正オフ、FHDと電子手ぶれ補正「する 強」と4Kではかなり画角に違いがありますね。
動画は静止画のようにトリミングを積極的にできないので、代わりにクロップを積極的に使っていく選択もありかもしれません。
今回はEOS Rの電子手ぶれ補正と画角の変化、4Kクロップについて書きました。
ご覧いただきありがとうございました。