お疲れ様です。
プロ野球が開幕して、気がつくともう交流戦の時期になりましたね。
今回は球場にて高倍率ズーム搭載のコンパクトデジタルカメラでどれほどの大きさで撮れるのか、実際に試してみました。
今回使用したのはこちらのカメラ。
Panasonic Lumix DMC-TZ85(TZ80)
画像:Panasonic
光学30倍ズーム(24-720mm)にEVF搭載のカメラです。
旅行先など記録写真に最適なモデルですね。
球場は明治神宮野球場です。
◼️TZ85(TZ80)野外球場ナイター作例
約24mm側
f6.4 1/60 ISO1250
約720mm側
f6.4 1/100 ISO1000
動画にしたものです。
高倍率ズームは便利ですがナイターとはいえ夜間の撮影は苦手です。
最望遠側ではF6.4になるのでシャッタースピードをあげられません。
ちなみにiPhone X(foodie)で撮影したものはこちらです。
明るいレンズのためTZ85よりも感度が低くでき、画像の荒れが少なくシャープに見えますね。
◼️TZ85(TZ80)野外球場日中作例
では、日中ではどうでしょうか。
こちらはヤクルト戸田球場の写真です。
f6.4 1/200 129mm(35mm換算約720mm)ISO80
最望遠側です。曇りだったとはいえ屋外。良い画質とはいえませんが記録程度には使えると思います。
f6 1/640 89.6mm ISO320
f6 1/640 77.3mm ISO400
センサーが小さいため、あまりボケないので緑の網がとても気になりますね。
また、手前の網にAFが引っ張られてしまうので
基本的にMFで置きピンでの撮影が基本になります。
ちなみにフルサイズセンサーのカメラとの比較です。
同じ画角ではありませんが、参考までに。
f5.7 1/640 50.5mm ISO400
f3.2 1/500 200mm ISO125 (70-200mm F2.8)
ボケが大きい分、手前の緑の網がボケて気にならなくなりました。
空気感というか奥行きが感じられるので写真としては魅力的にみえますが、
野球観戦するには大きな機材なので持ち出しが億劫になりますね。
◼️結論
高倍率ズームコンパクトデジタルカメラで選手をじゅうぶん大きく写せるが、画質はそれなりなので記録程度。EVF搭載カメラなら簡易望遠鏡として使えそう。
今回はここまでです。
ご覧いただきありがとうございました。
今回の記事に登場したカメラTZ85と後継機種のTZ90
パナソニック コンパクトデジタルカメラ ルミックス TZ85 光学30倍 シルバー DMC-TZ85-S
- 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
- 発売日: 2016/02/10
- メディア: Camera
- この商品を含むブログを見る
パナソニック コンパクトデジタルカメラ ルミックス TZ90 光学30倍 シルバー DC-TZ90-S
- 出版社/メーカー: パナソニック(Panasonic)
- 発売日: 2017/06/15
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログ (1件) を見る