お疲れ様です。
です。
先日のエントリー、
に続いてまたやってしまいましたので、ご連絡致します(?)
なにをやってしまったのかというと、
沈胴式レンズを沈胴させてしまったまま撮影してしまいました。
正確にはレンズを伸ばしてはいたのですが、
回転さしてロックしていなかったので、
縮んでしまったかたちになります。
Leicaのカメラは構造上、
シャッター幕にレンズからの光が直に当たってしまい
布が焼けて穴が開いてしまうので、
肩から下げての携行時はレンズキャップを装着するか、
レンズを身体側に向けて、
つまりファインダー側が外側になるようにして
レンズから光が入らないようにするのがよいとされています。
この時、レンズをロックしていなかったため気がつかないうちに縮んでしまったのが今回の原因でしょう。
沈胴式レンズ、現代のデジタル一眼レフやミラーレスでも採用されています。
有名どころでいうとNikonの18-55mmやオリンパスの14-42mmなどキットレンズなどでしょうか。
もっと一般的でいうと、コンパクトデジタルカメラのような
電源を入れるとレンズ部が伸びるタイプも
沈胴式レンズと言えるのではないでしょうか。
また今回の事故(?)はレンジファインダー機だから起きたとも言えます。
デジタル一眼レフのような、
レンズを直接通った光景をファインダーを通して見る機構だと、
レンズキャップをしたままの場合、
ファインダーが真っ暗になるので異常を感知できます。
沈胴式レンズの場合も同様、ぼやけた像しか映りませんので気が付くことができますね。
(この場合だと「レンズを伸ばしてください」という警告が出ることが多いですが。)
レンジファインダー機の場合、ファインダーはレンズの中を通っていないため、ファインダーを覗いてだけではレンズの異常を確認することはできません。
(逆に、どんなレンズを装着してもファインダーは明るいというレンジファインダー機のメリットでもあります。)
よく、「レンズキャップをつけたまま撮影してしまった」というのは聞いていたので
注意していたのですが、沈胴させたまま撮影は考えもしませんでした。
【最後に作例】
沈胴式レンズを伸ばさないまま撮った場合の作例です。
Leica M2 M-Elmar 5cm f/2.8
上の写真は撮影後、沈胴したままであることに気がつき
すぐに伸ばして撮り直したものです。
とにかく大きくボケが大きく
輪郭がわからないくらいなのと、
小さい照明でも玉ボケが大きく出ますね。
口径食の具合も分かりやすいです。
続いては、Leica M2とFUJIFILM X100Fの比較用に同じような構図で撮ったものです。
FUJIFILM X100Fは50mmクロップしています。
X100Fも渋い写りでいい感じですが、
やはりフィルムの色味は独特です。
ちゃんと写っていれば・・・。
使用フィルムはFUJIFILM SUPERIA PREMIUM 400です。

FUJIFILM カラーネガフイルム フジカラー PREMIUM 400 36枚撮り 3本パック 135 PREMIUM 400-R 36EX 3SB
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余談ですが、
フィルムのスキャンは以前買ったEPSON gt-f730を使っています。

旧モデル エプソン Colorio フラットベッドスキャナー GT-F730 4800dpi CCDセンサ 透過原稿ユニット付 35mm6コマ連続スキャン
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ホコリも取らずそのままですが、、、どうもスキャンに時間がかかりますね。
しかも2015年のMacbook Proではなぜかソフトが反応しませんでし、
古いMac Proではスキャン中、マウスを常に触っていないと
スキャンを止めてしまう謎の現象が・・。
そこで考えたのは・・・。
次回以降に記事にしたいと思います。
ご覧いただきありがとうございました。
(↑追記しました)